2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

点は必ずつながる

鈴木義幸さん。「スティーブ・ジョブズによる2005年のスタンフォード大学卒業式での演説で、彼は、“connecting the dots”(点をつなぐ)ということについて話します。彼は17歳で大学に入りますが、半年で授業がつまらなくなり、退学を決めます。しばらく在籍…

夢と現実の接点を

上村光弼さん。「夢が逆に現実逃避の材料に使われている、というパターンのような気がしてなりません。大きな夢を語るのは、とても気持ち良いものです。しかし反面、麻薬中毒のようにハイになっているだけで、現実との接点がなくなるという弊害もあるのです…

相手の印象を具体的に伝える

鈴木義幸さん。「(異業種交流会やパーティーなどで)名刺をいただいたとき、その人に対する印象を、具体的に伝えるということを始めてみたのです。『結構お酒いけそうですね。特にワインはお詳しい』『カラオケお好きじゃないですか。サザンとか』『学生時…

相手からどう思われているか

鈴木義幸さん。「対人関係において、人は何を気にするかというと、相手が思い浮かべている『自分’(ダッシュ)』です。初対面の2人で組をつくり、相手を見て“思うこと”を言い合います。といっても、『あなたはたぶん明るい人だ』といった、客観的に検証しに…

宇宙が本来的に持つ遊び心

玄侑宗久さん。「自己意識が宇宙意識まで拡大すること、換言すれば自己超越を通しての自己実現、そこにこそゆるぎない極楽状態があるのかもしれません。エリッヒ・ヤンツの遺作になった『進化の展望』の序文から、素敵な言葉を紹介しておきたいと思います。…

強弱勝敗を論じない

内田樹さん。「甲野先生はいま『運命』というかなり強い言葉を使われましたが、僕はもう少し柔らかい表現で『潜在的な可能性』とか『ポテンシャル』というふうに言っています。人間がどれぐらい潜在的可能性をもっているのか。武道の稽古を通じてそれをどこ…

お互いへの存在承認を

鈴木義幸さん。「風通しのいい職場を実現するには、お互いへの存在承認が欠かせません。別に特別なことではありません。朝の挨拶をする。出かける人に『いってらっしゃい』、帰ってきた人に『おかえりなさい』と声を掛ける。名前を呼び合う。会議で発言を求…

存在承認不足による症状

鈴木義幸さん。「大人も自分の存在をきちんと確認してもらいたいという欲求そのものは、子供と同様です。確かに自分が『ここにいる』ということを認めてもらいたい。『存在承認』が欲しいのです。存在承認が足りなくなってくると、人は『シンプトム』、つま…

心休まる映像を周りに置く

鈴木義幸さん。「心休まるような、あるいはわくわくするような映像を自分の周りに置いておく。頭の中だけではなく、現実の世界にも設置するのです。パソコンの壁紙の画像をハワイの海辺の写真にする。とてもいい笑顔で写っている家族の写真を机の上に置く。…

脳内イメージをポジティブに

鈴木義幸さん。「人が頼もしいのは、たとえ無意識に気分を重くするパターンで過去を再現していたとしても、自分で自分の映像に介入し、その“様相”を変える力があることです。ネガティブな体験を大画面で自分に引き寄せて再現させていることに気がついたら、…

風通しの悪い職場

鈴木義幸さん。「『風通しの悪い職場』を一言で表すと、交わされるコミュニケーションの少ない職場だということができると思います。このとき大事なのは、コミュニケーションの質もありますが、まずは量です。情報を伝達しあう“パス”さえなくならなければ、…

動きに甘みが出てくる

内田樹さん。「呼吸法をよくやると動きに『甘み』が出てくると多田先生はよくおっしゃっている。『甘み』というのは、『これから甘いものを食べる』という予感のもたらす『前味』があり、『甘いものを口中に投じ、咀嚼し、嚥下している』リアルタイムの経験…

細部にわたって想像する

内田樹さん。「強く念じたことは実現する。これは本当である。問題は『強く』という副詞にある。『強く念じる』というのは、『細部にわたって想像する』ということである。細部にまでわたって想像するためには、『具体的なもの』を描き出さなければならない…

自分にいいラベルを貼ろう

千葉智之さん。「すごく元気がいい人、やる気があふれている人には共通点があります。それは、『意味不明な自信』をもっていることです。いいラベルを貼るとは、『自分が思っている自分』にいいイメージをつけること。セルフイメージを高めるってことです。…

楽しいことを未来に仕込む

千葉智之さん。「『人生を楽しく過ごすには?』この壮大な質問にズバリ答えてしまいましょう。答えは、ちょっと先の未来にたくさん楽しいことを仕込むこと。そうすると、その楽しいことをワクワクして待つ間は楽しいですよね。そして、まさにその楽しいこと…

陽転思考で心を元気に

和田裕美さん。「陽転思考とは、起こった事実の中から、『良かった』と思える明るい側面を見つけ出す考え方です。ポジティブシンキングやプラス思考では、悪いことには目を向けず、常に前向きな考え方をするのに対し、陽転思考では良いことも悪いことも、起…

一旦忘れるとひらめく

L.L.ホワイトさん。『ずっと考えていて、いささか疲れる。それでしばらく忘れるともなく忘れていると、突然、さっとアイディアがひらめく。考えてもいない、思いもかけぬときにひょっこりあらわれるのだ。神からの授かりものであるかのようだ。』」ジェ…

笑顔の効用

堀田宗路さん。「笑顔に人は惹きつけられる。それは笑顔が疲れた心を癒したり、病を治す大きな原動力になることを感じているからだ。実際、笑顔が心を元気にするだけでなく、免疫力を高めたり、血圧を安定させたり、血糖値を下げる働きがあることが、医学的…

言霊の力

浅見帆帆子さん。「『夢は言葉に出した方が実現しやすい』と言われるのも事実です。言葉には『言霊』と言われる力があり、その言葉通りに現実を動かしていく力があります。夢にむかっているときには、『こうなりたい、こうなるつもり、そうなる予定で進んで…

本能から来る夢

浅見帆帆子さん。「純粋に『こうなりたい、こうしたい』というワクワクした思いからスタートして下さい。あなたが素直に『こうなったらすごく嬉しい』と無邪気に喜びを感じること、じんわりと幸せがにじみ出てくること、それが本能から来ている夢です。本能…

向上し続ける人

杉山愛さん。「ちょっとがんばらないとできない。そういう所に目標を置いて、それに向かって持てる力を出し切る。それが、自分にとっての『チャレンジ』。プレイヤーでいること自体が本当にチャレンジですし、挑戦の日々だと思うんです。生涯、人生が終わる…

経営者が毎日語り続ける

酒巻久さん。「大原則は、経営トップ自ら毎日語り続けること。社員を動かすためには、トップ自らが意識し、発言することが絶対条件だ。その上で、社員に意識を根づかせる仕組みを作る。まず、トップの思いが直接伝わる明確な目標を打ち出すことだ。目標を掲…

徹底的に働く喜び

深谷紘一さん。「だいたい全員が『それはいいですね』なんていうプランは、比較的簡単に実現できます。ですから、稼働してもすぐに競争力を失ってしまう。社内が驚き、抵抗するようなものでなければ、ライバルには勝てません。プロジェクトの責任者は、『人…

既に持っているものに感謝する

ジョン・ビタリーさん。「自分が既に持っているものに対して感謝し始めると更に良いものを引き寄せます。もっと感謝したくなるような更に良いものがやってくるのです。あなたは辺りを見回して、『まだ、いい車を持っていない。いい家がない。いい配偶者に恵…

幸福よし不幸またよし

松下幸之助さん。「幸、不幸の両面があるということが、結局は幸福なのかもしれません。不幸な姿を一瞬でも味わうことによって、初めて幸福のありがたさを知ることができるからです。これが、すべて幸福の連続だとしたら、そこからは、何ら幸福感は生まれて…

こうなりませんようにはダメ

浅見帆帆子さん。「夢の実現を想像するときに、『こうなりたくない→だからこう考えよう』というような、『マイナスからスタートするイメージ』はやめることです。こうなりたくないという恐れや不安の気持ちからスタートしていると実現した場面を思い浮かべる…

目標をいたるところに貼る

田中得夫さん。「オートバックスの創業者住野敏郎氏が大東市に今のようなシステムのカー用品の1号店をオープンされました。しばらくして当時この分野で世界一のシアーズを抜いて世界で1番になるという目標を立てられました。そこでシカゴにあるシアーズタ…

天分を完全に生かし切る

松下幸之助さん。「人間にとっての成功というのは、そういう社会的地位とか名誉とか財産とかではかれるような狭いものではなく、もっと広くもっと深い意味があるのではないかと、ぼくはいつの頃からか思うようになりました。(略)異なった天分、特質が与え…

自分だけがでなく

林成之さん。「設定した目的が夢やロマンに満ち溢れていればいるほど、『目的』達成に対するモチベーションは上がります。これは『自己報酬』を求める脳の欲求とも合致します。人間の意欲や欲望は自分に対するご褒美、つまり自己報酬を期待することで、より…

四拍子半のリズム

林成之さん。「私は命がけで脳が頑張るとき、その気持ちと猛特訓によって得た運動機能とが結びついて、最高のパフォーマンスを発揮する時の独特のリズムを見つけました。命がけで頑張っている時には、海馬回の錐体細胞は、興奮/抑制、興奮/抑制というリズ…