2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ワクワク大作戦

斉藤一人さん。「駅伝ってさ、選手それぞれがものすごい重圧と闘っているイメージがある。この常識を覆したのが、青学なんだよね。初優勝を遂げた2015年には、『ワクワク大作戦』と銘打ち、誰もがワクワクするレースをしようぜ、楽しもうぜって、ワクワクの…

明るいムードの人は

斉藤一人さん。「波動は、ムードとしてその人からにじみ出ます。明るい波動の人は、親しみを感じるようなムードをまとっていて、人を惹きつけます。その反対に、暗い波動の人は、陰湿なムードになって出ちゃうんだよね。やっぱり、ムードの問題なんです。周…

人の値打ちは明るさで決まる

斉藤一人さん。「人の値打ちは『明るさ』で決まると思っているんです。世の中の基準では、どれだけ成功しているか、お金を持っているか、地位や名誉があるか、みたいなことで人の値打ちが語られることも多いけれど、そんなものは人の値打ちとはいっさい関係…

まずは笑うこと

斉藤一人さん。「人生のすべては、波動で決まります。自分がどんな波動を出すかで、成功も豊かさも結果が違ってきます。人生を改善したければ、この世界や、自分という人間をつくった神様にお願いするのが最適解なんです。神様に力を貸してもらうには、まず…

いつも笑顔で機嫌よく

斉藤一人さん。「凡事徹底が極めて重要だと思っているからです。いつも笑顔で機嫌よくいる。人に会ったら、『お早うございます』『こんにちは』の挨拶をする。こういうのを小さく見て、疎かにする人っているんだよね。人間が人間らしく快適に、そして幸せに…

趣味の3つの効用

小川仁志さん。「ラッセルは(仕事に関係ない)趣味の効用を3つに分類しています。一つ目は、気晴らしになる、ということです。日頃緊張を強いられている仕事と関係ないことをすると、気晴らしになるのです。それは一晩寝るのと同じ効果があるといいます。…

繰り返すと真実になる

ダニエル・シモンズさん。「作家オルダス・ハクスリーは、小説『すばらしい新世界』の中で次のように書いている。『6万2400回反復すると一つの真実ができあがる』ある名前を一度読んだことがあれば、後でそれを読んだときに有名な名前だと考えがちなのと同…

超能力者を装って

ダニエル・シモンズさん。「まず、観客は天国にいる家族と交信できるかもしれないという希望を抱いている。第二に、エドワードは事前に観客の情報を収集し、客席にサクラを仕込むことで、みずからの予言が当たる可能性を高めている。第三に、エドワードは、…

ポジティブ・コントロール

ダニエル・シモンズさん。「1980年、ロック・バンドのヴァン・ヘイレンはツアー契約に風変わりな条件を加えた。それは『各会場の控室には、茶色を除くあらゆる色のM&M'sチョコレートを大皿で用意しておくこと』というものだった。リードシンガーのデイヴィ…

ナイジェリアの詐欺師

ダニエル・シモンズさん。「詐欺師たちは標的となる人物をどのように見抜くのだろうか。『ナイジェリアの王子』からメールを受け取ったことがあるのではないだろうか。もし少額のお金を送金してくれるなら、あなたの銀行口座に大金を支払うと持ちかける。唐…

私心のない興味

小川仁志さん。「そんな趣味のことを、ラッセルは『私心のない興味』と表現します。あるいは、こんなふうにも説明しています。『私が本章で話題にしたいのは、そういう、ある人の生活の主要な活動の範囲外にある興味である』。例えば、専門家が自分の仕事に…

機嫌が悪ければ運は

斉藤一人さん。「自身からもあったかい波動が出る。もはや言葉なんかいらないよね。あなたがいるだけで、そこがパワースポットになっちゃうんです。イライラ、モヤモヤする理由ってね、要は未来に不安があるんだよ。『こんなことじゃ将来困る』『今我慢しな…

言葉で心は温まる

斉藤一人さん。「人間の体は、水分や栄養のほか、適度な運動をすることで健康が保たれます。では、人の心を作るのは何か。その答えは、『いい波動を持つ言葉』です。愛のある言葉で、人の心は温まる。明るく楽しい言葉を聞いて、心が豊かに育つんだよね。言…

時代にあわせた言葉

斉藤一人さん。「『そのままで大丈夫』『自分はスゴいんだ』『今日はいい日だ』『どうでもいい、どっちでもいい。どうせうまくいくから』『なんとかなる』『まぁいいか』『そのことがダイヤモンドに変わります』『ふわふわ』ほかにもたくさんありますが、こ…

言葉の力を借りる

斉藤一人さん。「思いというのは容易にコントロールできるものではありません。嫉妬や怒り、悲しみ、苦しみといった暗い気持ちを簡単に捨てられるのなら、誰も悩まないと思います。だから、言葉の力を借りる訳です。心が沈んでいても、口に出す言葉によって…

実はその愚痴が

斉藤一人さん。「言霊を信じていない人にとっては、偶然うまくいったように見えるし、だからその偶然が続くと、『あの人ばかりズルい』『なんで私だけツイてないの?』なんて愚痴をいいたくなっちゃんだけど。実はその愚痴が、ますます自分のツキやご縁を遠…

言葉の波動

斉藤一人さん。「自分がどんな波動をまとうかは、自分の『思い』で変えられます。それこそ、本来は『今日はどんな服を着る?』と同じぐらいの感覚で、自分の波動は決められるんだよね。ただ、長らく自分は不幸だと思い込んできた人に、いくら『幸せだと思い…

趣味をもつことで幸福

小川仁志さん。「イギリスの哲学者バートランド・ラッセルは著書『幸福論』の中で、趣味を持つことの重要性について述べました。幸福になる方法のひとつとして趣味を挙げているのです。人生を豊かにするものは何か? ラッセルにいわせると、それは趣味を持つ…

言葉の波動

斉藤一人さん。「誰かを慰めたくて『大丈夫だよ』と言えば、相手には『大丈夫の波動』が伝わり、安心感を生みます。でも、それ以上に安心の波動に包まれるのは、実は自分です。なぜかと言うと、自分の声をいちばん聞いているのは自分だから。しかも、ただ声…

身体をいたわれば

小川仁志さん。「老子が勧めるのは別の方法です。それは身体をいたわることです。やはりなんといっても心と身体はつながっていますから、身体を大事にすることで、心も癒されていくのです。老子は『心と身体をしっかり持って合一させ、分離させないままでい…

満つるを欲せず

小川仁志さん。「『この道を体得している者は満ち足りようとはしない。そもそも満ちたりようとしないから、壊れてもまたできあがる』老子がいいたいのはそういうことです。満ち足りようとしてはいけないのです。なぜならそれは不可能だからです。自分よりう…

さからわない生き方

小川仁志さん。「だとすると、水のようにさからわない生き方が道に近い、というのもよく理解できます。考えてみれば、私たちが心を病んでしまうのは、人や物、そして世の中にさからうからです。年を取ると頑なになりますし、経験から周囲にあれこれいいたく…

上善は水の如し

小川仁志さん。「人はなぜ心を病むのでしょうか。最大の原因は無理をするからです。心でいうと、本当はやりたくないことを無理にするというのが、一番よくないのです。本来あるべき自然なかたちを大事にする。これは老子の思想の根幹にあるものだといってい…

快楽の本質とは

小川仁志さん。「快楽の本質とは、決して興奮ではありません。興奮とは落ち着かないことを意味しているのですから、喜びではなく不安の裏返しといってもいいかもしれません。実際、興奮としての快楽を求める人は、自分の中で何かが欠落しているという焦燥が…

アタラクシア

小川仁志さん。「たくさん食べることができれば幸せだろうと思ってしまうのが人間なのです。実際に身体がそれを求めているのではなく、頭が求めている。これがエピクロスの見解です。人間の欲望というのは厄介なものです。自分のキャパシティを超えて、とに…

食は幸福のバロメーター

小川仁志さん。「古代ギリシアのエピクロスは、食の意義を端的にこう表現しています。『一切の善の始めであり根であるのは、胃袋の快である。知的な善も趣味的な善も、これに帰せられる』。つまり、『すべての人間の喜びの根底には、食べる快楽が横たわって…

自然目的と文化目的

小川仁志さん。「ユングはこう言っています。『人生の午後は、人生の午前に劣らず興味深い。ただ人生の午後の意味と意図とは、人生の午前のそれとは全く異なるものである』。ユングによると、人生には二つの目的があるといいます。第一の目的は『自然目的』…

あがらない秘訣

池谷裕二さん。「あがり症の人にとって朗報となるシカゴ大学ベイロック博士の論文が、『サイエンス』誌に掲載されました。入学試験やコンテストに臨むとき、緊張感を取り除く方法として、様々なアイデアが提案されています。深呼吸をするという比較的真っ当…

目標が漠然としていると

池内裕二さん。「目標が漠然としていると気分が沈む。リヴァプール大学のディクソン博士らの研究です。出発点は、うつ病患者に見られる『過剰汎化(はんか)』の傾向です。一般則を導く能力である汎化は、元来、大切な脳の作用です。例えば、冗談で笑わせよ…

多様性は集合知を生むか

池内裕二さん。「多様性は本当に有益でしょうか。無根拠で表層的なスローガンにすぎない可能性はないでしょうか。ミシガン大学のオリビエラ博士らは、『多様な集団が同質な集団よりも精度の高い決断をすることは滅多にない』という耳の痛い事実を、多くの状…