2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

運の『実在感』

安田隆夫さん。「『何かをやってやろう』という意欲を心の中に充満させた状態でアンテナを立てればこそ、幸運も、不運も敏感に察知することが可能となるのだ。もっとも、アンテナもレーダーも、それを駆動させる電源が入っていなければ何の意味もなさない。…

下手に悪あがきをしない

安田隆夫さん。「率直に言うが、個々の能力や力量、精神力などで、運の向かい風を跳ね返すのは不可能に近いというのは不可能に近いというのが私の実感だ。となれば、不運の時は下手に悪あがきをせず、幸運が巡ってきたらそれを追い風にして一気に上昇するの…

運は寄り添うべきもの

安田隆夫さん。「体験論的に言えば、運は掴むものでも支配するものでもない。自らが受け皿になり、寄り添うべきものだ。運をどうこうしようと必死に向かっていっても、ただ跳ね返されるだけで終わってしまう。運の感受性というのは、自分にとって追い風とな…

軽い気持ちで人生を

斎藤一人さん。「たまに、『がんばり過ぎて燃え尽きた』と言う人がいます。一人さんが思うに、こういう人は、がんばっているときに楽しさが足りなかったんだろうね。間違った方向を目指していたり、真面目すぎてガチガチに力が入っていたりしたんじゃないか…

真剣と深刻

斎藤一人さん。「『真剣になっても軽い』って言ったんだけど。例えば、自分の大切な人が大きな問題に直面したとします。そんなときにありがちなのが、相手の波動に引きずられることなの。自分までパニックになったり、深刻に悩んだり。一見、相手の気持ちに…

コツは軽さ

斎藤一人さん。「でね、問題解決のいちばんのコツはなんですかって言うと、『軽さ』です。明るい未来を信じ、軽ーく挑んだ人がうまくいく。空手の瓦割りでも、肩の力を抜かなきゃいけないんだよね。力み過ぎると、拳を振り下ろすときにブレて瓦が割れないば…

記憶の浄化作用

野口悠紀雄さん。「自分史を書くのは、大変楽しい作業です。なぜでしょうか? 第一の理由は、記憶には浄化作用があるからです。人間の記憶はよくできています。過去のできごとを、そのままに覚えているのではなく、苦しかったことや辛かったことは、時間が経…

好奇心が非常に重要

野口悠紀雄さん。「瀧教授は、また、好奇心が非常に重要な役割を果たすことを指摘しています。勉強を嫌いだと感じると、ストレスホルモンが分泌されて、うまくいかない。しかし逆に、勉強が好きだと考えると、記憶がより定着しやすくなるということになりま…

人間は勉強する動物

野口悠紀雄さん。「人間は勉強する動物です。人間は、生まれたときは無力です。事後的に獲得する能力によって生活していく。事後的に能力を獲得していくプロセスが勉強です。だから、勉強は人間にとって本質的な意味を持っているはずです。本来、人間にとっ…

カードは散財のもと

内藤誼人さん。「お金持ちになりたければ、とにかく余計なお金を使わないこと。お金を使っていたら、お金は貯まりません。どんなにお金を稼いでも、散財ばかりしていたら、お金持ちにはなれません。お金持ちになる人は、とにかくお金を使わない人です。お金…

適度のゲームなら脳によい

内藤誼人さん。「ゲームをすると、頭が悪くなってしまうと多くの人は考えています。そんなことはありません。1日に30分くらいのゲームなら、むしろ脳に好ましい効果をもたらしてくれることが明らかにされているのです。1日に30分、2カ月間遊んでもらった…

テンションの高さと生産性

内藤誼人さん。「職場に活気がない、と悩んでいるのなら、社員同士の触れ合いを増やすように指導するといい。外回りから帰ってきた人がいたら、全員が立ち上がって、『お疲れさ~ん!』と明るい声で迎えて、グータッチをしたり、ハイタッチをしたりするので…

マルチタスクをしない

内藤誼人さん。「心理学的にいえば、このやり方は大間違い。人間は、一度にひとつのことしかできません。いや、複数のこともできなくはないのですが、そうすると、それぞれの作業はすべて中途半端なものになります。作業の質が落ちるのです。さらに、ひとつ…

自分にはもったいない

内藤誼人さん。「人間関係での満足度を高めるコツは、つき合う相手のことを現実以上に高く評価してあげることです。これを心理学では、『ポジティブ・イリュージョン』と呼んでいます。客観的には、そんなに魅力的でない人でも、いったん好きになれば、『世…

噂話で人を動かす

内藤誼人さん。「こういう時には、『ゴシップ法』と呼ばれるテクニックを使いましょう。『だれかに聞いた話』として、やんわり相手のしている行動が問題であることを本人に気づいてもらうのです。これならば、相手のメンツを潰すことはありません。『うちの…

外見の魅力で決まる

内藤誼人さん。「この世の中は、外見の魅力で決まるのです。見た目が悪ければ悪く評価されてもしかたありません。コーネル大学のジャスティン・ガネルは、魅力的でない人は、魅力的な人よりも22%も有罪とされる割合が高く、平均22カ月も長い実刑を受けるこ…

ののしり言葉で踏ん張れる

内藤誼人さん。「心がくじけそうなとき、もうひとふんばりするコツを知っておくと、とても便利ですよね。実はあるのですよ。その方法とは、汚い言葉を口にするのです。人をののしるときに使う言葉なので、『ののしり言葉』とも呼ばれています。アメリカの映…

おびえるより怒るほうが

内藤誼人さん。「怒りの感情は、リスクを感じにくくしてくれます。恐怖に負けそうになったときには、できるだけ怒るようにしたほうがいいのです。刃物を持って暴れている人がいたら、たいていの人は恐怖を感じると思うのですが、『ふざけたことをしやがって…

話しかければ幸せ

内藤誼人さん。「知らない人と、ほんのちょっと話をすることは、私たちを幸せにしてくれます。こんなに簡単にハッピーになれていいんだろうか、と思ってしまうほどの効果があるのです。シカゴ大学のニコラス・エプリーは、通勤客97名の半分には通勤途中に『…

勤勉にすれば

デヴォン・プライスさん。「『怠惰のウソ』は資本主義と、特定のキリスト教の宗派に依頼し、勤勉にすれば救われると説くものだ。今日、生産性や努力、達成について語られる際にも、この思想体系がベースになっており、そのせいで、私達は何もしない時間を無…

生産性の期待値を下げる

デヴォン・プライスさん。「何時間もTwitterを見たり、ネットショッピングをしたりして、時間を「無駄」にしているかもしれない。もしそうなら、きっとあなたは、どうにもやる気が起きず、怠惰な気分なのだろう。こうした怠惰な気分、のんびりしたい欲求を感…

一匹狼の主人公

デヴォン・プライスさん。「フィクションの主人公は、邪悪な敵を倒して夢を実現するが、それは本人自身のすさまじいやる気と根性の賜物であって、他者と助け合ったから夢が叶ったという話は少ない。こうした一匹狼の強い主人公を巡る妄想と執着は、もう何十…

怠惰のウソ

デヴォン・プライスさん。「『怠惰のウソ』は米国の建国以来の歴史と深く関連している。勤勉を善とし怠惰を悪とするこの価値観は、国民的な神話に織り込まれ、全国共通の信念となった。貿易大国として他国への影響が大きいために、世界中の国々や文化にまで…

人は失敗するもの

斉藤一人さん。「人は失敗するものです。躓いたり、転んだり、あちこちぶつかったりしながら生きていくんだよね。一人さんは、自分のことを『やることなすことぜんぶうまくいく』と言うけれど、それは結果論であって、失敗そのものがないわけではありません…

パスカルの賭け

斉藤一人さん。「『神が存在するかしないかは、証明することはできない。しかし、たとえ神が存在しないとしても、存在するという前提で生きた方が、自分が得られるメリットは大きい。神がいると思えば、神に恥じない生き方をしようとする。そのこと自体が自…

人生は暇つぶし

斉藤一人さん。「パスカルが残した言葉のなかに、こういうのがあるんです。『人生は暇つぶし(気晴らし)』。この言葉からは楽しい印象を受けるし、パスカルは面白いことを言うなぁって。一人さんは、生きることに対して心が軽くなるんだったら、なんでもア…

高望みは悪くない

斉藤一人さん。「世の中には、高望みは悪いことのように語られることが少なくありません。高望みを禁じるような風潮さえある。だけど、高望みは少しも悪いことじゃないよ。むしろ、高望みすべきだと思っているんです。それが自分の好き案ことなら、なおさら…

人生関係人口の概念

地域には関係人口という概念があるけれど、人生にも同じような考え方が適用できそうな気がする。家族・親戚、友人、知人をさらに越えて、なんらかの形で人生で知り合う人たち。袖すり合うも、ではないけれど、一度だけの邂逅の人もいるだろうし、一時期だけ…

身の丈は意識しない

斉藤一人さん。「やっぱり『軽さ』が最強であることがあちこちで証明されているんだ。結果が出ない。思うようにいかない。そんな苦しみを抱えている人は、きっと真面目過ぎて軽さが足りないんだと思います。すでにがんばっているのに、まだ足りない、もっと…

真面目でチャラい

斉藤一人さん。「その点、青学はチームの指揮者である原晋監督が、こんなことを言うくらい軽い。『青学のチームカラーは、どんなときでも笑いを取ろうとするところ』『チャラいは、私たちにとっての最高の褒め言葉』そりゃあ、いつもチャラチャラしていたん…