脳のムダ遣いのサイン

nakatomimoka2017-11-03

菅原洋平さん。「思ったより大きな声が出て、自分の声にびっくりし、はじめていらだっている自分に気づく。そんなことはありませんか。脳には、本来衝動的な行動を抑える仕組みが備わっています。脳の前の辺りにある前頭葉は、私たちの行動を吟味する役割を担っています。その中でも重要な働きが抑制機能です。感情のまま体が動くようでは、社会の中では上手に振る舞えません。脳の抑制機能とは、感情をもとに体に動きを命令するときに、いきなり命令がでてしまうのをぐっと抑制していったん立ち止まり、それがこの場面に適切かどうかを判断してから命令を切り替える働きです。この抑制機能は、大量のエネルギーを消費します。無駄な消費でエネルギーが残っていないと抑制が働かずに、カッとなったことがすぐ行動に出てしまうのです」なるほどねえ。