話を聞く5つのレベル

ティーブン・コヴィー「相手が話している時、ほとんどの場合、私達は次の四つのレベルで聞いている。まず、無視する。あるいは実際に聞いていない。次は、聞くふりをする。例えば、「うんうん」とあいづちを打つという具合である。そして、選択的に聞く。これは会話の部分部分しか耳にいれようとしない。三、四歳の子供の話を聞くときなど、こうしていることが多いだろう。それから、注意して聞くこともある。このレベルになると、注意深く集中して相手の話を聞くようになる。しかし、この上の最も高い傾聴のレベル、感情移入して相手の話を聞く人は少ない。ここでいう感情移入は、単に相手の言葉をオウム返しに繰り返すテクニックのことではない。本当の感情移入は、まず相手を理解しようと努めることである。」相手を理解して聞いていますか。