事前のシミュレーション

齋藤孝さん「僕は、ちょっとした時間があれば、すぐに手帳をチェックします。特に翌週の一週間については、どんな色の予定が多いか、しっかりと頭に入れておきます。予定というのは、手帳に書いたことだけでなく、そのための準備も含めて考えなくてはなりません。だから手帳を開きながら、どう段取るかということをいつも考えているわけです。そうやって、準備も含めてスケジューリングをすることで、時間の使い方は格段に上達すると思います。三色に色分け(赤:客観的最重要、青:まあ大事、緑:主観的に面白いこと)されたスケジュールをにらみつつ、事前のシミュレーションをしっかり行う。そして、予想外の出来事や遅れに備えての「先手の攻め」。それこそが、時間管理の達人への道だと思います。」手帳を見て、段取りまで組めますか?