実力なのか不調なのか

将棋の羽生善治さん。「スランプというか、結果が出なかった時に、実力か不調かというのは考えるんですよ。つまり実力だったら、要するに努力が足りないので、一生懸命努力しますし、不調だったら気分を変えて、気持ちを切り替えてということをします。ここは結構自己判断しているところですね」囲碁梅沢由香里さん。「調子が、いま一つだなとかいうのは、自分で打っていて感じますね。調子のよくない時はとりあえず欲に走らず、目の前のことにベストを尽くすことですね。よくない時ほど早く勝ちたいと思うものです。そこを、早く結果を出そうとするのではなく、その局面で一番いい手を打とうと心がけるようにしています。勝ちはいずれ来るかもしれないから、目の前の一手に最善を尽くすということですね」実力がない時に、気分を変えている私。