コンセプト&タッチ

nakatomimoka2010-02-12

ダニエル・ピンクさん。「一世紀の間、特にアメリカ社会では、極めて分析的に社会生活をとらえる思考やアプローチが大勢を占めていて、還元的(複雑多様な事象を、根本的なものに帰着させる考え)なアプローチはあまり取られてこなかった。しかし、新しい時代には『ハイ・コンセプト』と『ハイ・タッチ』が重要になる。前者は、パターンを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力、などだ。後者は、他人と共感する能力、人間関係の機微を感じ取る能力、自らに喜びを見出し、また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力、そしてごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力などである」統合的に、感性豊かに。