結果だけを目標にしない

nakatomimoka2011-03-29

羽生善治さん。「燃え尽き症候群というのがありますよね。なぜ人は燃え尽きてしまうのか考えたことがあるのですが、それは結果だけを目標にするからではないかと。結果がすべてという考えだと、仮に目標を達成しても達成できなくても、そこで気持ちは切れてしまいます。ところが、何十年もかけて到達できる道がある、あるいは何十年かけても到達できない道もあるんだ、と考えるようになってからは、結果がどうあれ、気持ちが大きく揺れ動くことがなくなったような気がします。将棋というゲームは、基本的に偶然性に左右されることがありませんので、当たり前のことですが実力がないと負けるんです。だから結果がでなかった時には、それをすべてそのまま素直に受け入れて、自分の至らなかった所をきちんと反省し、次に臨むと」結果はどうあれ。