苦は3つある

nakatomimoka2011-12-03

有田秀穂さん。「お釈迦さまは、弟子に『苦は3つある』と語っています。(1)痛みのような単純な苦、(2)快が満たされない苦、(3)他者に認められない苦、の3つです。(1)は「身体的ストレス」。実は体が不快に感じることは、脳はすべてストレスとして処理しています。身体的ストレスは、体にとって不快なものなので、脳はごく単純にそれを排除する方向に進むことにブレーキはかけません。例えば、暑いというストレスを感じたら、上着を脱ぐことに何の躊躇もしません。(2)と(3)は、脳が発達した人間ならではのストレスで、一般的には「精神的ストレス」と言われているものです。この二つのストレスは、どちらも厄介なストレスです。なぜなら、人間が生きる為に必要不可欠な『意欲』や『喜び』といった感情と深く関わっているストレスだからです」そうか。