顧客と同じ目線で

nakatomimoka2011-12-05

伊丹敬之さん。「ニーズ情報が第三者の手を経て届いた時、雑音が意識的・無意識的に入ることがある。雑音を排除するための基本的スタンスは、いかに顧客と同じ目線でものを見られるようになるか、ということであろう。現場感覚を徹底的に養おうとした例が、タカラでベイブレードで大ヒットを飛ばした真下修取締役の『オモチャ屋でのアルバイト』である。『真下氏は、(商品開発の責任者になった折)会社の休みの土曜日に、玩具店で朝8時から夜9時まで働いた。おもちゃを買っていく子供たちから、いろんなことを学んだ。レジを閉めたあと、アルバイト代としてメシをご馳走になりながら、店主からおもちゃの話を聞いた。一年半も続けているうちに現場のことや、子どもたちが何を求めているのかを熟知するようになった。」顧客と同じ目線で商品開発を。