暴走を防ぐセロトニン

nakatomimoka2011-12-25

有田秀穂さん。「ドーパミンノルアドレナリンは、過剰に分泌されると脳の暴走という厄介な状態を作り出してしまいますが、セロトニンは弊害が出るほど多く分泌されることはまずありません。問題になるのは、分泌量が不足してしまうことです。むしろ、セロトニンができるだけ沢山出るようにすることが、前頭前野全体の機能を高めることにつながるのです。なぜなら、セロトニンには、共感脳の機能を活性化させるだけでなく、ドーパミンノルアドレナリンの分泌をコントロールし、暴走を防ぐ働きがあるからです。つまり、最適な自分を生み出す平常心を作る働きです」そうなのか。身体的ストレス=仕事脳(ノルアドレナリン神経)、快が得られないストレス=学習脳(ドーパミン神経)、他者に認められないストレス=共感脳(セロトニン神経)ということ。