自分自身の煩悩エネルギー

nakatomimoka2012-05-30

小池龍之介さん。「それらの要素そのもの=不快感、ではありません。仏道の考えから申しますと、その不快感は、相手の話し方や態度を『情報』として受け取りましたのちに、こちらの脳内でその情報に不快感のスパイスを加えて、『ああイヤだ、イヤイヤ』と編集してしまいますからこそ、発生しているのです。このスパイスこそ、みずからの中に溜まった煩悩エネルギーです。それは、「この『素晴らしいワタクシ』に対して敬意をこめて接しなければ許しませんよ」という欲望のエネルギーに基づいた、慢(プライド)の煩悩で、ネガティブな感情を作り出すもとであります。悪いのは、相手の煩悩をつかまえて自分の脳内でこねくりまわし、一気に火を燃え上がらせてしまう自分自身の煩悩エネルギーのほうだと申せるのではないでしょうか」あるよな、それ。