セザンヌ展とエルミタージュ美術館展に行った。それほど混んでおらず、絵がゆっくり観られてよかった。金曜は８時まで開いていて空いているので狙い目なのである。セザンヌは静物と風景が好きで、ずっと眺めていると何かしらこう心が浄化されていくというか、栄養を貰えるような、そういう作用があるような絵がある。エルミタージュのほうは、丁度研究員の方が解説してくれる会があり、あわせて参加して勉強になった。写真が登場してきたので、写実だけではない絵画ならではのものを追求するところから印象派というくだりなど。一度系統立てて学んでみたい気もする。エルミタージュ美術館展は、学生時代に京都市立美術館に来たことがあって、ポスターとして部屋に貼っていたヴァン・ダイク自画像に巡り会えたのが懐かしかった。久々に絵画で満腹感。
