小池龍之介さん。「充実して生きるための必要条件とは、対象がどんな事柄であれ真剣に没頭できる、ということです。仕事をする理由は、真剣に没頭できるものがほしいから、ということになります。遊びやスポーツでは、継続的に没頭し続けることは極めて困難なのです。働くことは、生きることにダイレクトに結びついており、それ以外では自然に沢山の煩悩を作りだし、自らを醜くしていくものなのです。また、仕事をすることを通じて私達は私達の大切な人たちから承認してもらうことができることを知っています。働くということは、他のことに比べ社会的な承認が与えてもらいやすいため、動機付けもしやすく、没頭しやすいものであると申せましょう。仕事に真剣に取り組むほど、煩悩から離れられる瞬間が訪れやすいのです」そうだったんだね。
