自己暗示法

nakatomimoka2012-08-17

中村天風さん。「たとえば、悲しいことや怒ること、あるいはもだえること、恐ろしいことがあったら、一方において『神経反射の調節法』を行いながら、同時に映る鏡の顔に、心配なことがあったら『そんなの心配ない』、怒ることがあったら『怒らない』……こういうふうに、厳粛な気持ちで自己暗示を与えてやるんです。鏡に向かって暗示を与えるときは、自己暗示を妨げる、いわゆるコンプレックスは生じないんであります。普通の自己暗示だとコンプレックスが生じるんです。この方法をいっそう有効にするには、毎晩寝がけに鏡に映る顔を見て、『お前は信念が強くなる』これを言って寝るようにしてごらん。あくる日、目が覚めたら、あんまりぐじゃぐじゃいわないうちに『きょうは俺は信念が強いぞ』……信念に寝て、信念に起きるんです」信念を強くして生きていく。