人のためにお金を使う

nakatomimoka2012-10-14

リチャード・ワイズマンさん。「友人や家族のためにお金を使った人のほうが、自分のために使った人より幸せに感じる度合いが明らかに高かったのだ。なぜそうなるのか。オレゴン大学のウィリアム・ハーボーは、架空の銀行口座に百ドルあるという前提で、参加者の脳の動きを調べた。スキャンした結果、進化の中で古くから存在する2つの脳の部位〜尾状核と側座核〜の動きが、カネが貧しい人のために徴収された時に活発になり、自発的に金を寄付したときとりわけ活発になることがわかった。尾状核と側座核は、私たちの最も基本的な欲望がみたされるとき活発に働く部位である。おいしいものを食べたり、人からほめられたりするときなどだ。つまり、ほかの人を助けることと幸福感の間には、脳の働きと直結した関係があるといえそうだ」買物セラピーよりも。