林野宏さん。「人間の能力というのは、集中して努力した時間の２乗に比例するのだというふうに考えたんです。持って生まれた能力とか、天才とかはうそなんだと。だから、自分の仕事とかそういうことに集中しなさいと。自分が集中できることを見つけて、それに集中すれば、その世界で必ず一流になれるから。なぜかと言えば、大多数の人がそういうことをやっていないからなんだと。適切に、適当にしかやっていない。適当というと悪いけれど、みんなが非難しない程度にしかやっていないというふうに思うので、そういう風に努力すれば、ばかみたいに努力する必要はないんです。本当はそんなにしなくても、競争ですから、競争相手にちょっと勝てばいいんですから。それは、企業内では割とやさしいのではないかと私は思います」適当を越えて集中、集中。
