フロー体験とピーク体験

nakatomimoka2013-02-24

金井壽宏さん。「チクセントミハイは、人がどんなものにフロー体験を感じるかを見ていれば、その奥に、絶えず長い時間をかけて進化していく自分が見えると考えました。一方、マズローは、ピーク体験(至高体験)に注目し、『自己実現をいきなりとらえるのは難しいので、我を忘れるようなピーク体験だったら自己実現にたどり着こうとする途上である』と考えたようです。『フロー体験』から入ったチクセントミハイが、『生涯にわたって進化する自己』にも興味を持ち、『生涯にわたる自己実現』に注目したマズローが、『ピーク体験』の最中に自己実現するかもしれない個人の姿が垣間見られると考えたのです。両者は、トンネルを、瞬間から生涯へ、生涯から瞬間へと逆方向から掘り進めつつ、どこかで出会っている感じがします」仕事中に、感じてみたし。。