上を向いて気分を変える

nakatomimoka2013-03-02

トレステン・ハーフェナーさん。「心と身体は相互に影響しあっている。いつでもだ。心と身体の間に境界はない。アメリカのクリニックには、うつ状態の患者に、首のコルセットを与えるところがあるという。首のコルセットを装着すると、患者は頭を上に向けさせられ、下を見ることができなくなる。そうすると、数日後には、多くの患者の気分が格段によくなって、治療が終了する。これはもっともな話だ。姿勢を正していると、気分も前向きになる。まさに、心と身体はつながっているのだ。上を見上げるという方法は、アメリカの電話悩み相談員も応急処置として使っている。自殺のおそれのある人が電話をかけてきたら、まず返す言葉は、『天井を見てください』なのだそうだ。目線を上げるだけでも気分がましになる」涙がこぼれないように、上を向いて。