行動と意識が融合

nakatomimoka2013-07-06

タル・ベン・シャハーさん。「ほとんどの学校が、形のあるもの(成績)を優先し、形のないもの(学ぶ喜び)をないがしろにし、子供たちの多くが出世競争型の考え方を身に着けてしまいました。(略)フローとは、特定の作業に没頭し、その作業といわば一体感を感じている状態です。チクセントミハイはこれを、『行動と意識が融合した状態』と表現し、『フローを頻繁に体験するには、明確な目標を持つことが不可欠である。私たちが何かに没頭するためには、それをすることが自分にとって重要なことでなくてはならないからだ』と説明しています。彼の研究は、出世競争型の幸せモデルが、『よい仕事を行うためには、つらい努力が不可欠である』という迷信に基づいたものであることを証明しました。至高動作に伴うものは、苦しみではなく喜びなのです」心と体。