十年偉大なり

nakatomimoka2013-10-04

鍵山秀三郎さん。「『十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なる』という中国の言葉があります。これは、『どんなささいなことでも本気でやり続けると思いもかけない大きな力になる』という私の思いに見事に合致する言葉です。大切なことは、今自分ができることに心を込めて取り組むことなのです。私が掃除を始めて最初の十年は、社員が手伝ってくれるということもありませんでした。社長である私が毎日黙々とトイレ掃除をする横で用を足す社員もいました。それが、十年経ってようやく少しずつ手伝ってくれる社員が現れはじめ、二十年が過ぎるころには社員全員が自分たちの会社や、その地域をきれいにすることを大事にしてくれるようになりました。そして三十年が経って、『掃除に学ぶ会』という組織が全国に広がり、地球の裏側に届くまでになったのです」続ける。