融和か生き残りか

nakatomimoka2014-01-16

孫正義さん。「基本的に僕は『イエス』から入る人間です。会社で『ノー』と言ったことも怒鳴ったこともなかった。ところがボーダフォンは『沈みゆく船』。立ち直らせるために、言うべきことをはっきりと言う形に改めました。何千億円も投資した会社の幹部や社員が辞めるリスクは大きい。とはいえ、『融和』か『生き残り』かの二者択一しかありません。刺し違える覚悟で後者を選びました。社内は不協和音だらけ。半年で幹部の3分の1が去りましたが、残った幹部とは戦友のような間柄になりました。感情的に怒鳴っているわけではなく、多くは仕組みに問題がある場合。負け癖がつくのもダメです。万年3位、4位。『ネットワークもよくないし仕方ない』と。言い訳の言葉は口から一番近い自分の耳に入る。これを繰り返すと頭が自らの言葉に洗脳されます」怒鳴る。