『普通』から抜け出す

nakatomimoka2015-04-12

松浦弥太郎さん。「『普通』という言葉ほど、違和感を感じるものはない。それはほとんど呪文であり、時として自分の個性を閉じ込める箱になる気がする。何が普通か何が普通でないかが、わからない。『普通じゃない=よくないこと』なのかと、疑問に思っていた。『常に大多数意見の中に自分がいないといけないなんて、嘘じゃないか』と。大人になって思うのは、普通からはみだすことは、自分を信じることであり、自分の中にある新しさの発見に繋がるということだ。みんなと一緒という輪の中から抜け出し、自分の道を歩き出す。年齢にかかわらず、これが自立であり、自分らしさを見つける旅の始まりなのではないだろうか。僕は正直、恐る恐るだったけれど、勇気を出して、いつしか輪の中から出る生き方を選んでいた。ひとりで」普通ではないはずだったが。