スイートスポット

nakatomimoka2015-04-13

松浦弥太郎さん。「テッド・ウィリアムスという、アメリカの野球選手がいる。史上初の四割打者として名を馳せた彼のバッティング理論を纏めた本は、僕にとって学ぶところが多い一冊だ。ストライクゾーンというのはとても広い。しかし、そのストライクゾーンの中の『自分のスイートスポット』に球が来たときしか、彼はバットを振らない。普通の打者なら、ストライクゾーンに来たすべての球を打ちにいくが、自分のスイートスポット以外は見送るという潔さが、彼を類まれな打者にした。自分の絶対的に得意な場所、そこに集中して思い切り振る。僕もそんな仕事がしたいと思っている。あれもこれもと手を出さず、自分で発見した『ほんとうの得意』に集中したい。自分を喜ばせるのではなく、人を喜ばせること。それが大切なスイートスポットだ」見つけられるか。