ツイている相手との戦い方

nakatomimoka2016-02-24

桜井章一さん。「相手の運量が多いときにはどうするか。運量が多い相手は勢いがあるので、序盤から流れは相手側にある。ところが、運量というのは一定しているわけではなく、状況の変化、流れの変化に応じて微妙に変わってくる。私は運量だけではなく、運が持続する時間も併せて読んでいた。相手の運量に圧されても、調子を狂わすことなく耐えしのべば、『いま、運量が変わったな』という『変わり目』が必ずやってくる。その瞬間を逃せば、また相手の運量はあっという間に元の勢いに戻るかもしれない。そうなる前にすかさず潮目の変化をとらえるのである。この『変わり目』をいかにとらえるかで、流れは大きく変わってくる。私の中にはそもそもピンチもチャンスもない。ピンチは私にとって、単なる劣勢という状況でしかない」一分の利しかなくとも。