指導者が備えるべき能力

nakatomimoka2016-03-22

川村隆さん。「社長というものは覚悟さえあれば誰にでもできるものだとも思っています。よく『リーダーにはカリスマ性が必要』などと言われますが、そんなことはありません。江戸時代の禅僧鈴木正三は、『指導者が備えるべき能力』として次の七つを挙げました。1.先見の明がある、2.時代の流れを的確に読める、3.人の心をつかむことができる、4.気遣いができて人徳のある、5.自己の属している共同体、組織全体について構想を持っている、6.大所高所から全体を見渡せる力量を持っている、7.上に立つにふさわしい言葉遣いや態度を保てる。これは今の時代もそのまま通用する能力ではないでしょうか。加えて言えば、従来の慣習や柵にとらわれないで、痛みを伴う厳しい対策をきちんと実行できる、そういうぶれない覚悟を持つ」ぶれない覚悟。