一日に八千歩歩く

nakatomimoka2016-04-06

霜田里絵さん。「歩くことは、本当に脳によいのです。第一に、歩くだけで、脳には上向きの調子が生まれます。ウォーキングなどの有酸素運動をすると、幸福感、情緒、心の安定、食欲などに関わるセロトニンという神経伝達物質の分泌量が増えます。しかも、ウォーキングはリズム運動です。歩くときは、左右の手足を繰り返し動かしますが、このリズミカルな動きにもセロトニン神経を刺激する効果があるのです。特にテンポのいい速足のとき、その効果は高まるようです。さらに元気よくウォーキングすると、太ももの大腿筋をよく動かすことになり、成長ホルモンの分泌が活発になります。成長ホルモンは大人にとっても大変重要です。歩行時の脳波は、喜びを感じている時の脳波とよく似た形を描くのだそうです。一日8000歩を目標に歩いてみましょう」八千歩。