繰り返し聞いたことが

nakatomimoka2016-06-11

ヘンリック・フェキセウスさん。「多くの人は認めたがらないだろうが、私たちはしばしば他人の考えに基づいて自分の意見を形成している。すべてのことを自分で判断するのは時間がかかりすぎる。だから私たちは一つの指標として、『多数派の意見』や『普通の基準』のようなものを最善の意見なのだと信じるようになっている。同じように考えている人が多ければ多いほど、自分の意見を決めるのも簡単だ。じつは、私たちは一つの意見を何人から聞いたか、ほとんど覚えていない。代わりに、『どれほど聞き慣れているか』を重要視する。ある意見を多数派の意見だと思わせることは、たった1人でもできる。そう、何度でも繰り返せばいいのだ。脳にとっては、50人が1回ずつ同じことを言っても、1人が50回同じことを言っても変わらない」繰り返し言う。