橋本和哉さん。「ストレスを感じると、体は意図的に免疫力を下げます。ストレスと戦う力を確保するため、脳や筋肉などへの血液量を増やし、逆に免疫系に送るエネルギーを大幅に減らしてしまうのです。これは私達の体にとっては欠かせない防衛本能です。けれども、この状態が長期化すれば、免疫機能が低下し、確実に病気を招いてしまうことになります。そこで、免疫力アップの為には、いかに上手にストレスを排除するかも大切なポイントになってきます。深い呼吸には、ストレス解消効果があります。特に息を吐く時は、リラックス状態を導く神経である『副交感神経』が優位になります。つまり、吐く息をできるだけ長くするように意識すると、それだけリラックス状態が長く続くのです。長くする為には、深い腹式呼吸が効果的です」ストレスためない。
