呼吸によるマッサージ

nakatomimoka2016-06-27

橋本和哉さん。「呼吸には、ダイレクトに内臓を動かし、血流を改善する働きがあります。息を吸うと肺が膨らみ、息を吐くと肺が縮む。この動きに連動して、周辺の臓器や血管も動く。そのため、血液の流れがスムーズになる。体内をマッサージしているような効果が期待できます。特に、お腹を膨らませる腹式呼吸を行うと、肺が大きく膨らんで、その下にある横隔膜の位置が下がります。腹圧がかかって腹部が刺激されるので、内臓の血流がよくなり、働きが活発になります。血管が多く集まる腹部にアプローチすることで、リンパ液の流れも改善します。お腹には太い静脈やリンパ管が通っており、腹式呼吸で深く息を吸うとそれらが押され、さらに息を吐くと圧力が弱まって、静脈やリンパ液が上半身に勢いよく戻り、むくみやコリの解消にもつながります」呼吸を。