久世浩司さん。「『レジリエンス・リーダー』は、ただ打たれ強いだけでなく、本人独自の強みを知り、それを活かしていることに特徴があると考えました。『レジリエンス・リーダー』は、生まれながらにして打たれ強かったとは限りません。彼らにはいくつかの共通点があります。（１）自己認識力が高い。彼らは自分を理解する努力を惜しまない。（２）どん底を経験していた。誰もが人生やキャリアのどこかで精神的などん底を経験していた。そして、どん底を経験したからこそ、リーダーを志し、今でもリーダーとして活躍できている。逆境が、リーダーとしてのトリガーイベントになった。（３）ピープルファースト。彼らは自分より他者を優先させる。自分本位ではなく、いかに周りの人を動機付けして、奮い立たせるかを日夜考えている」どん底はいまなのか。
