加山雄三さん。「竹内均さんがおっしゃっていた『勤倹、貯蓄、報恩、修身、斉家、外柔、内剛』もいいよね。勉学に勤しみ、倹約し、知識などを蓄え、恩に報い、身を修め、家を斉え、柔らかく穏やかに、それでいて、しっかりとした強い意志を持って生きる。竹内さんはこれを人生の黄金律と呼んでいました。祖母からも多くの言葉を教えて貰いました。『荷が重いのではない、自分の力が足りないのだ』と『享楽からは失うことが多く、苦しみからは得ることが多い』の２つは、特に忘れられないな。莫大な借金のほかにも、厳しい苦難の出来事が続いた事があります。こういう時は本当に苦しいんだけど、逃げずに受け止め、立ち向かったら、苦難を乗り越えようとするエネルギーを頂けた。歯を食いしばって全身全霊で向き合えば、奇跡は起こるんだと実感しました」内剛。
