常に保っていないと

nakatomimoka2017-02-08

倉本聰さん。「自分の能力を超えたものが書けちゃうときがあるんですよ。あとで吐いたりするのね、肩こっちゃって。その代わりすごくいいものが書けるのね。それである人に相談しに行ったら、お前が書いてるんじゃないからって言われて。お前の後ろにいる何か、サムシング・グレートがお前に書かせてるんだからって。何かにのられて、自分の力でなく書けるようになって、初めてプロだというふうに思っているけどね。ダンサーが一週間練習しなかったら、体がどれくらい落ちるか。ボクサーが一カ月休んだら、次に戦うことができるかって。僕が例えば一週間書かないと、一週間目に書く時大変ですよ。だから毎日何かしら書いてないとね。何か書いて筆先が考えるように。自分を仕向けて、常に保っていないと、衰えてきますよね、退化していきますよね」毎日。