借金の極意

nakatomimoka2017-04-15

越智直正さん。「借金には極意があります。最初は持っているなと思う額の半分くらいを借りまんねや。商売をしていると、この人はなんぼぐらい貸せるのかが大体分かるようになります。仮に相手が1000万円を持っているなと思ったら、『500万円ほど貸してくれんやろか』と聞く。500万しか持っていないのに、『600万円貸して』と言ったら、『持っていない』と断られまんがな。その場合は300万借ります。それで期日には必ず返す。次は900万円くらい借りる。そして後日『300万円足らん、それがないと倒産する』と言うと、相手は手持ちの100万円を貸してくれた上、僕に代わり必死で不足分200万円の金策に走ってくれます。それがないと自分が貸した900万円が戻ってこないからです。これは必ず返せるという自信があり、周りの絶対の信用があってできること」成程。