DoingよりBeing

nakatomimoka2017-05-19

野口嘉則さん。「行動や行為のことをDoingという。そして、その結果得られるものをHavingという。子育ての例で話そう。親が期待するような行動を取った時に『いい子だね』と褒める。それはその子の行動、つまりDoingを評価したことになる。また、子どもがいい成績を取ったときに、その成績を褒める。これは、その子が手に入れた結果、つまりHavingを評価したことになる。しかし、DoingもHavingもその子自身ではない。その子自身のことをBeingという。Beingとは、その子の存在そのもののことだ。人間はDoingやHavingばかりで評価されていると、自分の存在、つまりBeingが不安になってくる。『そのままの自分ではダメだ』と思えてくるのだ。自分のBeingをそのまま無条件に受け入れられたときに、その子の自尊心は満たされる」褒めがちだけれど。