明晰の中にやすらぐ

nakatomimoka2017-05-28

ヨンゲイ・リンポチェさん。「仏教者の修行は、続々と起こる思考や感情、感覚にありのままに気づき、そこに心をただ休めることができるかどうかにかかっています。心に本来備わる、『明晰性』のなかにただやすらぐこととも言えます。自分の習慣的な思考や感情、感覚のままに流されるのではなく、ただ、そういう思考が起こっている、そういう感覚が起こっている、と気づくことで、それらが持っている力が消え始めます。そうした思考や感情は、心の自然な機能として、起こっては消えていくものです。リラックスして自分が吐く息、吸う息だけを意識していると、そのうち何百と言う思考が心の中に浮かんでは消えていくのに気がつくでしょう。思考を追いかけそうになったら、ひたすらに呼吸に意識を戻します。これを一分間続けてみましょう」マインドフル。