大儀見浩介さん。「目標設定は、実力を最大限発揮するメンタルトレーニングの心理スキルのファーストステップです。まず、自分の目指す目標をはっきりさせる。そして、目標を達成するために何をすべきかを自分自身でしっかり考えていくことが必要です。目標設定に対する二つの考え方を言い換えると、課題目標志向と自我目標志向になります。結果や成績のみを重視すると、ミスを恐れ、チャレンジしなくなってしまいます。一方、目標に向うプロセスを重視して、自分の努力や成長の過程に目を向ける人は、『もっとよくなりたい』というやる気が高まり、さらなる探求の努力を重ねていきます。目標達成のプロセスにおいて、いかに努力し、工夫し、気づきを得ることができるか。そのプラニング力こそ、目標達成のトレーニングになるのです」エゴでなくタスク。
