アダムⅠとアダムⅡ

nakatomimoka2017-06-09

デイヴィッド・ブルックスさん。「ソロヴェイチックの分類をもう少し現代的にすれば、アダムⅠは、私たちの中のキャリア志向で、野心的な面ということになる。アダムⅠは外向きのアダムだ。アダムⅠは何かを創り、築き上げること、生み出すこと、新たな何かを発見することを望む。そして高い地位と勝利を求める。アダムⅡは内向きのアダムだ。アダムⅡは心の中に何らかの道徳的資質を持とうとする。内なる自分を晴れやかで曇りのないものにしたい、穏やかだが強固な善悪の観念を持ちたいと望む。善き行いをするだけでなく、善き存在であることも求める。他人に深い愛を注ぐこと、他人への奉仕の為に自己を犠牲にすることを欲する。普遍的な真理に忠実に従って生きたいと望み、創造と自分自身の可能性を尊重する揺るぎない魂を内に持ちたいと望む」ⅠとⅡ。