脳にごほうびを

nakatomimoka2017-11-29

林成之さん。「『自己報酬神経群』は、情報が考える仕組みに向っていくときの通路であり、『自分自身に対する報酬=ごほうび』を与えられることによって機能する神経細胞群です。人間の脳の中には、情報の流れにおいて、自分へのごほうびをモチベーションとして機能する部位があるのです。自己報酬神経群が働かなければ、脳は思考力を十分に発揮できず、考えや心、記憶も生まれにくくなります。ごほうびとは、達成や貢献です。また、自己報酬神経群を働かせるのは、『ごほうびが得られた』という結果ではなく、『ごほうびが得られそうだ』という期待であることに注意が必要。『ごほうびが得られそうだ。得るために頑張ろう』と脳がとらえるからこそ、それがモチベーションとなり、その後の思考力や記憶力が存分に発揮されるということです」達成できそう。