脳を育てていける

nakatomimoka2017-12-23

中野信子さん。「1998年、エリクソンとゲージにより、大人の脳の中でもシナプスが新しく生まれていることが発見されました。また、人が新しい経験をし、脳が新しい刺激を受けることで、脳の中はどんどん変化することもわかっています。私たちは何歳になっても脳を育てていけるのです。その方法のひとつが『祈り』です。私がお勧めしたいのは、朝と晩の一日2回、お祈りをする方法です。朝は未来に目を向けた『将来なりたい自分』『成し遂げたい目標』などについて集中して祈ります。人間が未来をいきいきと思い描くときに海馬の滑動が活発になるということがわかっています。そして夜は、その日一日を振り返り反省します。脳にはルーティン化という性質があります。惰性で祈っても、脳にはよい影響は与えません。しっかり意識して祈ることが大切です」祈ろ。