受動神経が発動する

nakatomimoka2017-12-27

菅原洋平さん。「実は、脳にとっては、自分から目を向けて見た情報と、視界に入ってきたり視界の中で動いたものを観た情報では、使われるエネルギーが大きく異なります。これは、動物に例えるとわかりやすいかもしれません。草食動物が餌を探している時には、自分から目を向けて情報を得る、能動神経が使われています。しかし、視界に肉食動物が入ると、そちらに目を向ける受動神経が発動します。受動視覚は、恐怖や焦りの感情を生みだすノルアドレナリンを急分泌させます。危機状態を伝えられた脳は、心拍数を急激に高めて呼吸を浅くし、全身の血管を収縮させます。予想しない画像やメッセージが視界に入るたびに、受動視覚によってこのような反応が起こっているのです。こうした環境で情報を選択するには、見ない物を決めなければなりません」脱SNS。