正心調息法の実行

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塩谷信男さん。「正心調息法を実行し、想念を発し、ふだんからいい思いを抱いて生活することが、いわば人間を、その予感やひらめきが伝わりやすい『導体』にし、偶然を必然ととらえる意識や感覚を養成することにつながっていく。正心調息法では吸息、充息、吐息、静息といった一連の動作に合わせて、『仕事に成功した』といった想念を発し、その成功や実現のイメージを思い描く(内観)ことも行います。ポイントは、肺の下に位置する横隔膜を十分に下げてやることにあります。横隔膜を押し下げるによって肺を含めた胸郭全体が広がり、おなかがふくらんで肺底まで空気を行き渡らせることができるのです。臍下丹田に意識を集中し、力を込めながら、息を送り込むようにすると、自動的に横隔膜が下がって、肺全体に空気が満ちるのです」丹田呼吸法の実践を。