不快を相対的に減らす

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築山節さん。「感情を発生させる刺激の量的なコントロールの一つ目は、快・不快のバランスを整えること。あまりにも嫌なこと、面倒なことばかり続く時には、それを少しでも減らさなければいけません。しかし、嫌でも大変な仕事をしなければならない時期はありますし、苦手な人達とも付きあっていかなければならないこともありますから、不快な刺激を物理的に減らす、ということには限界があるでしょう。そこで大切になってくるのが、不快な刺激を『相対的に減らす』ということです。『嫌だな、面倒だな』と思うような予定が重なっている時には、それらとは別に、自分にとって好ましい快の感情が発生するような予定を入れる。そうすることで、長い目で見た時の快・不快のバランスが整えられ、脳が感情的に不健康な状態になることを防ぎやすくなる」相対。