三歳までの英才教育は無駄

nakatomimoka2018-07-24

黒川伊保子さん。「ヒトの脳は、人生最大数の神経回路数で生まれ、全方位の情報に感応できる才能を有しているが、このままでは知性を持てない。このため、三歳になるまでに、母語や現環境の認知に必要な回路を厳選し、余分な回路を捨てるのである。そうして、知識データベースの構築や、思考の組み立てを可能にするのだ。従って、どう考えたって、三歳までの英才教育は無駄だし害がある。人肌に抱かれ、生のことばに接し、四季折々の旬の素材を食べ、自然に触れること。それに尽きる。三歳から八歳までは、小脳の発達期で、身体を動かすこと、イメージと身体性の整合を取ることが何より大事。絵本の読み聞かせや朗読、工作、料理、演奏、外遊び。身体を動かすことと、イメージを喚起することの臨界を経験することが、脳を最大限に伸ばす」なるほど。