28年目の危機

nakatomimoka2018-08-14

黒川伊保子さん。「結婚24年目くらいから顕在化し、28年目にピークを迎える『夫婦の危機』は、かつて愛し合った二人ほど、妻が夫にむかつくという現象であり、これは脳の本脳に基づくプリミティブな反応で、理屈ではない。この前後、妻は、夫にいらつき、突き放したりしがちなのだが、多くの場合、夫に明らかな失態があるわけじゃない。ただただ、昨日まで我慢してきたことが、急に我慢できなくなるだけなのだ。だから、理詰めで原因を探っても、過去28年分の愚痴と不満が繰り返されるだけで、話はかみ合わない。しかしながら、この気分は永遠に続くわけではなく、ある日、風邪が治るように、すっと楽になるようである。理詰めで迫らないこと。最良にして唯一の対処法は、距離を置くこと。つまり、妻の放置を受け入れて、冷却期間を作ることである」ふむ。