ポジティブな祈り

nakatomimoka2018-08-25

中野信子さん。「どんな祈りが心と体にプラスに働くのでしょうか。自分のことだけでなく、自分以外のだれかの幸福も願うポジティブな祈りです。自分が叶えたいと思う願いの先に、自分以外の人の幸福がないかを考え、そこに焦点を当てて祈るのです。前頭前野内側部と呼ばれる部分が自分の行動の評価を行っているのですが、祈りの内容についても脳はよしあしのジャッジを下しています。自分のことだけを考えた祈りよりも、自分以外のだれかの幸福も願った祈りのほうが『よい祈りだ!』と脳が判断するのはいうまでもありません。脳が『よい祈り』と判断すると、ベータエンドルフィンやドーパミンオキシトシンなどの脳内快感物質が脳内に分泌されます。自分ひとりのことだけでなく、より多くの人の幸福を考えて祈ったほうが、願いは叶いやすくなります」利他。