ラベリング

nakatomimoka2018-08-26

クリス・ヴォスさん。「私達は戦術的共感を使い、この状況下で予想される感情を認識し、それから声に出していた。逃亡者たちの身になって考えるだけではない。感情を見抜き、それを言葉に変え、それから落ち着き払って、その感情を相手に向って復唱するように繰り返した。交渉では、これをラベリングと呼ぶ。ラベリングは人の感情を受け入れることで、それを認証する手段である。相手の感情に名前をつければ、その人が感じていることに自分を重ねていると知らせることができる。すると、こちらがまったくあずかり知らない要素を尋ねなくても、相手に近づくことが可能になる。ラベリングを親密さへの近道だと考えるといい。相手が緊張状態にある時、ラベリングには特別な利点がある。ネガティブな思考を明るみに出すと、相手の恐怖は薄れるようだ」感情にラベルを。