根底にある感情に

nakatomimoka2018-08-27

クリス・ヴォスさん。「すぐれた交渉者がラベリングの際に行うのは、根底にある感情に呼びかけることだ。ネガティブな感情をラベリングすることでそれを発散させ、ポジティブな感情をラベリングすることでそれを強化するのである。怒りが建設的であることはほとんどない。あなたにとっても、交渉相手にとってもだ。怒りはストレスホルモンや神経化学物質を放出し、それによって状況に適正な判断を下し反応する能力がかき乱される。円滑な関係を築くためのもっとも手早くて効率のいい手段は、ネガティブな感情を認めて発散することだ。わたしは人質の家族に対応するときはいつも、怖いですよねと切りだす。そして誤りを犯したら、必ず相手の怒りを受け止める。わたしが辿りついた台詞は、『聞いてくれ、私は最低なやつだ』。驚くほど効果的である」認めて。