三種類のイエス

nakatomimoka2018-09-04

クリス・ヴォスさん。「ここでまたひとつ秘密を明かす。実は、『イエス』には三種類ある。その場しのぎ、承認、確約である。その場しのぎの『イエス』とは、相手は『ノー』というつもりなのに『イエス』のほうが手っ取り早い逃げ道だと感じているか、更なる情報や他の有益な何かを引きだすために、小賢しくも会話を続けたいだけーそんな状況下の『イエス』である。承認の『イエス』とは、一般に悪意のない、白か黒かの質問に対する反射的な受け答えだ。時には罠をしかける為に使われることもあるが、ほとんどは実行の約束は伴わない単なる肯定である。そして確約の『イエス』は本物である。行動に繋がる確実な同意であり、契約書への署名で終わる交渉のテーブル上での『イエス』だ。どれが使われているのか見分ける方法を身に付けなくてはならない」見分け。